第15回運動器抗加齢医学研究会 第15回運動器抗加齢医学研究会

ご挨拶

坂本 優子

第15回運動器抗加齢医学研究会
会長 坂本 優子
順天堂大学医学部附属練馬病院
整形外科 准教授
小児・AYA世代ボーンヘルスケアセンター センター長

この度、第15回運動器抗加齢医学研究会を2025年12月14日(日)に東京都内にて開催させていただくことになりました。

本研究会は、年に一度、運動器(骨、関節、筋肉)加齢現象のメカニズムを明らかにし、加齢に伴う運動器疾患の予防法を確立する事により、我が国における高齢者の自立、健康長寿に寄与することを目的として開催されます。

今年は、本研究会の成果を日本の抗加齢医療のさらなる向上につなげ、広く一般にも啓発活動を行っていくために、「青少年たちと本気で考える運動器のアンチエイジング」をテーマに開催いたします。小児期から取り組むべき、啓発すべき課題は、運動習慣を身につけることと、痩せすぎないことですが、いまだに、青少年たちのスクリーンタイムなどの座位行動の時間は長く、モデルやアイドルのやせ体型を美しいとするボディイメージの偏りによる危険性は顕在化できておりません。午前中には、若年期から取り組むアンチエイジングの必要性に関する講演とシンポジウムを、専門家にご登壇いただいて行い、午後は大学生と共に、現代の問題点について、専門家によるファシリテートのもと、ワークショップを行い、提言をまとめ、研究会から発信することを計画しております。

若年層から高齢層にわたり、これらの様々な課題についての専門的かつ科学的な情報共有をもとに、運動器抗加齢がもたらす健康増進について皆様と熱く議論したいと思っております。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。